news&topicsニュース&トピックス

日本の「色」の歴史

色というのは、それぞれに「力」を持っています。
古代日本では、色が変化しない宝石類に対して
「魔力的」なものを感じていたことが、その分野の研究から分かっているそうです。
宝石の「色」には、それぞれに「力」が宿っており、恩恵や影響を受けられると信じられていました。

奈良時代、中国によって国家体制の基礎ができてくると
政治を担う官職の人は、その位(官位)を「色」によって区別するようになり
最初は、中国の陰陽五行説による「青・赤・黄・白・黒)でしたが
のちに紫が加わり、位の高い人が使用するようになります。

平安時代には、王朝貴族は十二単(じゅうにひとえ)のように
何枚もの衣装を重ね合わせた「襲(かさね)の色目」によって
鮮やかさや美しさ、雄々しさを表現するとともに
政治的、権力的な威信をあらわすことにも使われてきたわけです。

日本では「色」をどのように配色してきたか。
これからの研究にかかっていますが、ひとつ、はっきりと言えることがあります。
それは、ひとつのイメージを出すために、かなり高度な配色意識を持っていたということです。

仏教の影響もあってか、無常観が浸透しており、「わび」「さび」の配色が中心にあり
文学にも色濃く表れています。マイナスイメージに属する言葉が極めて多いのです。

古語辞典に収録されている言葉を分析すると、その6割はマイナスイメージのもの。
特に多いのが「悲しみ」に結びついたものです。
これは、悲しさや寂しさ、はかなさに「美」を感じていたことをあらわしているそうです。

魂の色とオーラの色は違います。自分の中心にある魂の色と
体の周りにあるオーラの色の整合性がとれると、現実がスムーズに流れ始めます。
「恵美庵」では、スピリチュアリティ・数秘・コーチング・哲学などを融合して
今までにない新しいカラーセラピーをおこなっております。

お問い合わせはこちらから



pagetop